ショコラティエとしてショコラに対する思い
私にとって「ショコラティエ」とは、パティシエとして最後にたどり着く聖域かもしれない。
パティシエとしてのクリエーションとショコラティエとしてのクリエーションは少し違う。
私の生い立ちは和菓子屋からのスタートであり、日本文化を強く感じながら育たった。
そこに空気を取り入れる洋菓子文化と触れ合った瞬間に私はそれに魅了された。
そこからパティシエになった私にカカオという素材との出会いが訪れる。
6000年前から人類と関わってきたカカオ。
その魅力は計り知れないものがある。
時には薬として、時には通貨として時代の中で形を変えながら、現代社会の中でいきづいているショコラは私にとって人生そのものだということになる。
フリュイショコラ フレーズ