#Sweets Promotion
自由が丘スイーツプロモーション
活動報告
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チャコールスイーツ
“チャコールスイーツ班”を結成。
「麻に触れて、深く知る」をコンセプトに麻の活用法について、少しでも多くの人に知ってもらい、広げていくことを目的として活動する班です。
この活動の大きな舞台として、自由が丘で秋に行われる「自由が丘女神まつり」での出店を目指し、2023年6月頃から本格的に始動しました。
産業能率大学×野州麻紙工房×自由が丘ロール屋
自由が丘女神まつり
「麻に触れて、深く知る」
2023年10月8日(日)、9日(月・祝)の2日間、自由が丘最大級のイベントである「自由が丘女神まつり」にて、麻のワークショップと麻炭レモネードの販売を行いました。
麻のワークショップでは、1日目に麻炭のお香作り、2日目は麻のおかざり作りを開催し、体験の参加者とのコミュニケーションを通して、改めて麻と向き合う貴重な時間を共有できました。
また、麻炭レモネード・麻炭レモネードサワーの販売や、野州麻紙工房で作られる商品の販売も行うことで、「麻」を様々な角度で、より深く知ってもらうことができたのではないかと考えています。
さらに、本企画では自由が丘ロール屋製作で野州麻紙工房の「麻炭パウダー」を使用した猫型のクッキーとかぼちゃのクッキーを、体験教室の参加者にノベルティとしてプレゼントしました。
当日、ワークショップのブースに飾った手書きのポスター
「麻」という植物は実は私たち日本人にとって身近な植物であり、身近な所から興味を持ってもらいたいという想いから、ポスターを作成しました。
記念撮影
左から野州麻紙工房の方・辻口シェフ・学生3名
┃企画への想い
Ikumi 本企画を成功することができ、とても嬉しく思います。 企画を始めるまで、「チャコールスイーツ、麻」について知らなかったところから、それらを広げるまでの活動を行えたことを光栄に思います。 ですが、ゴールとなる女神まつりまでは大変でした。 就職活動と並行して行っていく中で自分の将来と向き合いながらも、企画開発を進めていく期間、企画のために協力していただく方々との話し合い、楽しさもありながらどちらを優先するべきなのか悩む時が何度もありました。ですが、メンバーの2人と協力し合い、そして応援してくれる町会の方々、授業の履修生のおかげで最後まで折れることなく頑張れました。 そして、私たちの企画に快くご協力して下さった野州麻紙工房さん、自由が丘ロール屋さんには心から感謝しています。 出来上がったクッキーを見ることができた瞬間やワークショップを楽しんでいる方々の笑顔を見ることができたのはお二方のおかげです。 本企画で、少しでも多くの方々が麻について知っていただければ幸いです。
Mai 女神まつりでの企画を通して、人々の麻に対する認識を少しでも変えられたらいいなと感じました。 企画が始まる前までは、麻が様々な方法で活用されていることや、私たち日本人の生活において身近な繊維であることを知りませんでした。しかし、大森さんに出会い、日本の伝統行事や神事など、身近なところに麻から作られたものが多くあることを知りました。 また、大麻(おおぬさ)は薬としての用途が取り上げられがちですが、麻殻(おがら)という部分から作られる「麻炭」には、私たちの健康や美容に良い効果をもたらしてくれる特徴があります。麻は日本では古くから神聖な繊維として使われ、日本人にとって縁の深いものであるにも関わらず、薬としての側面がイメージとして定着してしまっている現状があります。 今回の企画では、麻の本来の活用方法について知ってもらい、実際に触れることで、親しみを持ってもらえたらいいなと思い、実際に麻に触れることができる体験教室と、麻炭レモネードの販売、様々な加工方法により作られた麻製品の販売という麻に対して異なる角度から、色々な側面を知ってもらえるよう協力していただきました。その上で、麻の活用法についてより知ってもらえるようなPOPを掲示したり、来て下さる方々とのコミュニケーションを大切にしました。 そして、野州麻紙工房さんや自由が丘の地域の方々、自由が丘ロール屋さんなど、今回の企画は沢山の人々の協力と温かさに支えられてできたことだと強く感じました。そのため、周囲の人への感謝の気持ちを忘れずに取り組むことの大切さを改めて感じました。また、「知る」ことの面白さや、それを人に繋いでいくことの難しさを学びました。これからは学んだことや新しい発見を少しでも多くの人と共有し、発信していけたらと思います。
Rana 女神まつりを終えて、麻に触れることの大切さと、この先も麻について深く学んでいきたい、それを周りに発信していきたいと感じました。 この企画に取り組むまでは、麻が身近にあることや、多様な方法で使われていることを全く知りませんでした。 ふと思いついた“チャコール×スイーツ”から麻炭について知ることができ、大森さんにお会いすることができました。大森さんのお話を聞くにつれて、「麻」についてさらに追求したくなりました。 そこでの自分達の学びをどのようにしたら、女神まつりに来ていただける方にお伝えできるのか、という部分はたくさん考えました。麻についての豆知識をPOPとして貼り出すことや、体験教室に参加していただいた方には、野州麻紙工房さんについて知ることができるチラシの配布を行いました。 本企画は3人の想いやねらいを周りの方々へ届けることや、企画自体の成功に向けてやるべきことがたくさんあり、とても大変だと感じる場面もありましたが、常にわくわくした気持ちで楽しく取り組むことができました。 この貴重な経験を今後の自分自身へ生かしていきます。 企業や関係者の方々と連携をとり準備を進め、女神まつりを迎えることができました。様々な方々に支えていただきながら実現できたと感じています。 実現ができ、成功できたからこそここで繋がりを終わらせず、次に繋げていきたいと思います。 そして、女神まつりにお越しくださった方々ありがとうございます。本企画が麻にたくさん触れるきっかけのひとつになってくれたら大変嬉しく思います。
┃野州麻紙工房野州麻製炭所について
栃木県鹿沼市で400年の歴史を持つ麻農家で、「伝統文化を学びたい!」と全国各地から集まった若者たちと共に、麻に向き合っている工房があることを知ってほしいという想いをもっている。
今回、販売を行った麻炭レモネード・麻炭レモネードサワーに使用した「麻炭パウダー」以外にも、様々な加工方法で麻の製品を販売している。
野州麻紙工房
┃自由が丘ロール屋について
辻口博啓氏が、18歳の頃から夢を描いていた唯一無二のスタイルのロールケーキと焼き菓子の専門店。
2023年には20年の時を経て、店舗デザインや機材、商品をフルリノベーション。選び抜いた素材と製法で「焼き」にこだわり、一つ一つ手作りにした出来たてのロールケーキと焼きたての焼き菓子がショーケースに並びます。
麻炭パウダー入り
(左)かぼちゃのクッキー
(右)猫型クッキー
┃プロモーション チラシ
女神まつりに向けた情報の発信や、野州麻紙工房について、私たちの企画について発信してきました投稿、ストーリー、リールなど、様々な機能を活用し、どのようにすれば私たちのインスタグラムを見てもらえるのか工夫し、考えながら投稿を行っています。
女神まつり終了後も、このアカウントを用いて、「麻」についてより知ってもらうための情報発信を続けています。