自由が丘イベントコラボレーション
Event Collaboration
イベント運営を学べる大学は、おそらく珍しくはありません。しかし、来場者数が50万人というメガイベントを一手に任され、企画立案から開催までの全てを実践する授業がある大学は、きっと無いはずです。この『自由が丘イベントコラボレーション』を受講する学生に与えられるミッションは、毎年10月に2日間開催される「自由が丘女神まつり」の運営を通じて、自由が丘の魅力をプロモーションすること。主催者である自由が丘振興組合や協賛企業各社と協議を重ね、ビッグビジネスを成功へと導く仕掛け人となります。そのプロセスで身につくスキルは、企画力、交渉力、管理能力、行動力、協働力など、挙げればキリがありません。地域のブランド化や多世代間コミュニケーション促進のケーススタディにもなります。学生時代に自分を大きく成長させる、滅多にないチャンスです。(産業能率大学公式ウェブサイトより)
イベコラ紹介動画
制作:株式会社DILEN 代表取締役 伊東ルークさん
「先が見えない状況で、
私たちにできることは何か。」
自由が丘イベントコラボレーションは、
イベントの企画・運営を学生が全て担うことが最大の特徴である。
しかし、新型コロナウイルスの影響で「自由が丘女神まつり」は中止に・・・。
大きな目的を失ってしまった我々は、常にこう考え続けてきた。
今まで、先輩や地域の方々が積み上げてきたものを、失ってはならない。
ある人は自由が丘の町会と連携したり、ある人はSNSで自由が丘の発信を行ったり。
それぞれの思いを胸に、自由が丘のためにできることを提案し実行してきた。
いつの日か、
また「自由が丘女神まつり」が開催できることを願って。
代わり映えのない日常に刺激を与える。
自由が丘イベントコラボレーションで、
自分らしい人生を謳歌しよう。
私たちの思い
活動報告
Activity
Xmas event
2021年12月18日、19日。自由が丘の3つの商店会が共同で行う、クリスマスイベントが開催された。女神まつりほど規模は大きくないものの、学生にとっても、大人の方々にとっても久しぶりのイベントだ。実際にどのようなことを行っていたのか、詳しく見ていこう。
※イベントに参加した学生は届け出を行い、大学から許可を得て活動しております。
※イベント当日は各地に消毒液を設置し、コロナウイルス感染拡大防止を徹底して実施いたしました。
|繰り返される成長と挑戦
面白い企画を考えるだけならば、誰でもできる。企画に必要な費用や、当日までのスケジュールなど、詳細まで企画を詰め、協賛企業様に交渉し、実行するのが、自由が丘イベントコラボレーションだ。イベントを実際に運営することでしか分からない、経験できないことがたくさんある。彼らにとって、クリスマスイベントの企画・運営が、学生生活のターニングポイントになったことは間違いない。そして、この経験を生かし、彼らはまた成長していく。コロナウイルスに負けない学生たちの挑戦は、まだまだ続く。
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Jiyugaoka pet special feature
自由が丘ペット特集では、ペットに関するWebサイトの運営、記事作成を行っている。具体的には、自由が丘にあるペットショップ3店舗と連携して、おすすめアイテムや新商品の紹介を行っている。また、ペット同伴可能なお店や動物の関連商品を扱うお店など、様々なカテゴリーのお店を紹介することにより、ASA自由が丘の新規顧客獲得およびイメージアップにも繋げている。学生は、実際に自由が丘を探索したり、店舗に出向いて写真を撮影したりするなど、様々な工夫をしながら活動している。
自由が丘ペット特集トップページ
|2021年度の活動
2021年度は、自由が丘にあるペットに関する店を、Webサイトや折り込みチラシ、動画作成によって、全9店舗特集することに成功した。また、第2回、第3回と特集を組むことで、ペットショップと継続的な関係を作ることが出来た。このイベントを通して、実際に企画・運営を行った学生は、以下のように語っている。
ペット特集を行う上で、ペットショップに取材交渉をしたり、何度もお店に足を運んだりしました。それにより、交渉力や社交性が身についたと感じます。交渉は上手くいかない時も沢山ありましたが、その都度改善し、交渉スキルを上げていきました。また、店舗の方やASA自由が丘の方など、沢山の人とお話をして協力してもらったため、コミュニケーション能力が上がったと思います。
|特集ページは随時更新中!今すぐアクセス!
学生の想いや努力、工夫が詰まったASA自由が丘ペット特集ページはこちら!
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2021年10月、「イベコラの魅力と認知の拡大」を目的として、自由が丘イベントコラボレーションのInstagramを開設した。
商店街の方や先輩、履修生のインタビュー、1年生からの授業への質問と回答、当時の活動報告など、産業能率大学の受験生や企業の方に向けて発信している。
現在、フォロワー69・閲覧数420を超え、多くの方に情報を届けることができた。
Instagramの企画や運営を担っていた2名が当時を振り返ってくれたので、その声を紹介したい。
| Our Voice 〜企画・運営者の声〜
Voice1
自分たちのやりたい企画ではなく、「世の中に求められているもの」「自分たちにしかできない取り組み」を意識して活動してきました。その活動は、普段であれば関わることのない地域の方々や、社会ととても近い環境で進めるものが多く、それらを双方の理想の形に近づけることは時に難しくもありました。
しかし、地域と一体となり何度も試行錯誤した企画が実現したときは、とても強い達成感がありました。
Voice2
ただ単に広告を出すだけではなく、その先に何があるのか、見た人たちにどのように影響するのか、どう現状が変わるのかを考えて投稿していました。また、それに対するどのような利益があるのかも分析しました。
世の中にあるプロモーションやイベントなどを主催している企業が、どのような狙いや戦略のもとでそれらを行なっているのか、運営を通して自然と考えるようになり、視野を広げることができました。
今年度の履修生によって、活動は継続されていく
フォロワーのさらなる獲得、新規性を取り入れた投稿に力を注ぐ
| Follow Us
Instagramで event_collaboration をフォローして投稿をぜひご覧ください!
Megami Festival
はじめに
第 48 回自由が丘女神まつり
2022年10月9日。3年ぶりの女神まつり開催のため、多くの学生が集結した。
女神まつりテーマ 「saikai」
不安や期待、それぞれの思いを胸に、学生たちが全力で挑んだ2日間を記す。
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Open campus
2021年度に行われたオープンキャンパスでは、産業能率大学の行う特色授業の一つとして、自由が丘イベントコラボレーションについてのプレゼンテーションを行った。
そこでは、自由が丘イベントコラボレーションの魅力を詰め込んだ動画の作成を行い、高校生の興味を惹くようなプレゼンを行った。
その内容を詳しく見ていこう。
自由が丘イベントコラボレーションについて説明する古山喜章様
おもちゃ博について話す学生
興味を持ってプレゼンテーションを聞いてくれる高校生は多数おり、実際に在学する学生にも、オープンキャンパスでのプレゼンテーションを聞いたうえで次年度自由が丘イベントコラボレーションの履修を考えてくれているという人が多い。また、高校生のみならず、親御さんなど周囲の方々からもプレゼンテーションの内容は非常に好評であった。
| 履修生の声
2021年度のオープンキャンパスで自由が丘イベントコラボレーションについてプレゼンを行った学生に、今後どのような学生に履修してほしいか尋ねてみた。
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諦めずに粘り強く取り組むことができる学生
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グループワークを行う上で必要不可欠な協調性のある学生
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何か行動したいという意欲がある学生
どうですか?自分のことじゃないか!と思えたら、そんなあなたは『イベントコラボレーション』で活躍できるかも!?そうでなくても、自分の可能性にチャレンジしてみませんか?
2021年度の履修生から自由が丘イベントコラボレーションの履修を検討する学生へメッセージ
「自分が興味を持てる場に飛び込み、小さいことでも行動を起こすことで以前とは違う景色が見えるのではないか。」
自信を持って伝えたい!
自由が丘イベントコラボレーションでは、普通の学生生活とは一味違う体験をすることができる。
そして、それはあなたの貴重な「経験」となる。
履修を検討している学生は、ぜひ色々なことに目を向け、視野を広げていって欲しい!
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まとめ
|学生統括コメント
【自由が丘イベントコラボレーション12期生8代目キャプテン 奥山美沙】
今回の女神まつりは、学生だけでなく商店街の方々も久しぶりだった中、無事成功させることができてよかったです。コロナウイルスの影響で、私がイベントコラボレーションを履修している時は、女神まつりが中止となりました。「次に女神まつりができるのは、いつになるのか」誰も未来は分からない状況でしたが、私の在学中に3年ぶりの開催が決定したことで、言葉で言い表せないような高揚感と不安に包まれました。
イベントを通して、同じ自由が丘という街にいて、「自由が丘をよりよくしたい」という想いは皆同じでも、すれ違うことやトラブルが発生することを改めて体験しました。非常事態や、来客など臨機応変な対応を求められた際も、スケジュール管理を瞬時に行えるようにしておくべきだったと反省しております。しかし、そこから学生としてどのような立ち回りが最も良いか、自分の立場を考えて行動する能力が身につきました。実践的な授業だからこそ、社会勉強をさせていただく機会も多かったです。
私自身も後輩もイベント運営の経験がない中、ご協力くださったOGOBの方々、そして町会や企業の方々には、本当に感謝しきれない想いです。皆様、お力添えいただき本当にありがとうございました。
【自由が丘イベントコラボレーション13期生2022年度エンターテインメント・ラボ会⾧ 渡邉帆南】
私は、当日のボランティアスタッフとしてだけでなく、自由が丘商店街振興組合青年部の皆さんと活動してきました。アイデアを出して企画を広げていくだけでなく、どうしたらアイデアが実現できるのか、実現させるために必要なことは何なのかを学ぶことができました。